丹波篠山の宿は集落丸山で。限界集落を再生した古民家の宿で古きよき暮らしのひとときをご堪能ください。

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集落丸山ブログ

2013年3月アーカイブ

3月23日 竹小舞下地づくり

集落丸山 (2013年3月29日 15:56) | コメント(0)

 土壁作りの2回目の作業日は曇天でとても寒い朝でしたが、前回から連続で参加の方、初参加の方、村のお父さん、お母さん、などがはりきって集まってくださりました。

今日の作業は土壁の下地であり、芯でもある「竹小舞下地」を作ること。この日のためにあちこち探して結局インターネットで購入した一分半のわら縄を用意しました。しかし、せっかく「地産地消」の壁作りと謳ったのだから、と講師の人見さん、丸山の藁で、1分の太さのわら縄を作るのも体験しようとご提案いただきました。


藁を2本で綯うのが1分縄。三本なら1分半。4本で2分と太さが決まっていることを知り、さっそくに手作りの縄綯い作業が始まりました。この日参加のお客様は都会のOLながら、オフの日は茅葺WSに参加したり、わらやねWSに参加したり、藁を綯う手つきもかなりこなれています。それに対して藁を綯う作業は初体験だったのが村のお父さん、お母さん!ああでもない、こうでもないと苦心されていました。

藁を綯う作業を体験した後はいよいよ小舞を編んでいく作業。親方が手本を見せます。

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有機的な造りのわらやね小屋ですので、一本一本必要な竹は長さを合わせて裁断しなければなりませんでしたが、そんな作業も一つ一つ楽しみながら、皆夢中で作業に取り組みました。

 

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ピザももちろん焼きました!

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完成が近づき、目が細かくなってくると縄を通していくのが一人ではなかなか難しくなります。なので、夫婦で壁の表と裏を分担しての共同作業も◎!
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全員で力を合わせて見事な竹小舞壁ができました!(記念写真を撮り損ねたのが本当に悔やまれます!)
建物に壁ができたことで、ぐっと風格がまして、落ち着きが出るのには驚きました。2年かけてじわっじわっと成長するわらやね小屋、この先の展開をどうぞ見守ってください。

 

 

 

次はいよいよ土を塗ります!!!

 

3月16日 地産地消の壁作り 

集落丸山 (2013年3月22日 00:44) | コメント(0)

  温かな春の日差しに包まれて、集落丸山のわらやね小屋に土壁を作るワークショップの一回目が開催されました。このワークショップは全4回開催。一回目のこの日は土壁の下地となる竹小舞を編むための竹割り作業がメインでした。
 昔ながらの趣のある、素朴な「土壁」、だけど土壁はそれだけではありません。

講師の人見正美氏(篠山市左官技術研究会会長)はイベントの冒頭にその奥深い魅力と意義について語ってくださりました。

「その土地でとれた材料を用いて家を作ることは、何よりもその土地に合っていて、高い耐久性を約束する。色も退化せず、その色が地域の景観に馴染んでいる。

DSCN0492.JPG写真は丸山に残る古い土壁

また、土壁は呼吸し、調質(湿度を調整)するという機能を持っているが、日本の家屋ではこれが何より大事である。カビやダニが発生するから、それを除去するために高機能の掃除機ばかりが開発されているが、カビやダニがすみにくい快適な家をつくればよいのであって、病気が発生するような家に住むぐらいなら、屋外に住んだほうがよっぽど健全なのである。

土地で取れた材料。お金もかからず、とりたてて難しい技術も要しない。ただ、手間が掛かる。手間を惜しんでは100年持つような建物は作れない。

本物の物づくりをされてきた方の含蓄のある言葉でした。

 

当日は京都や大阪からのお客様のほか、村のお母さんたちも参加されました。都会から来られた方には何もかもが新鮮な竹割り作業でしたが、これまで竹を身近に感じてきた丸山のお母さんたちにとっても、また別の意味で新鮮であり、竹割り機の使い方、竹の切り旬など積極的な質問が飛び交い、にぎやかなスタートとなりました。

爽快なのは竹割り機を使った竹割り。丸太状の竹を一気に5等分、3等分します。DSC_0132.JPGこんな風に当てて

竹の先端に鋳物の竹割り機を置き、コンコンと打ち込んだら、

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あとは一気に割り開きます。ズバッ、ズバズバッて感じです。

 

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だんだんなれてくると、みんな顔つきも真剣に、もくもくと作業。お蔭様で、150cm、1寸幅の割り竹を200本用意することができました。

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おやつタイムにはおなじく人見さんが作られたピザ窯を使って、ピザを焼きました。土だけで作られたこの窯は温まるのが早くて、イベントや家庭サイズの使用に向いています。ピザはあっという間に焼けて、あっという間にお腹の中に消えていきました。『んんまい♪』

人見さん、ピザ焼きも名人?!

お客様が帰られた後も作業はつづき、設置箇所にほぞ穴を掘り、小さな竹小舞が一箇所できました。

来週はいよいよ竹小舞編みです。

続報をお楽しみに!

 

 

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