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集落丸山ブログ

土壁、本当に完成!―漆喰仕上げ編(8月31日)―

集落丸山 (2013年9月 2日 10:58) | コメント(0)

s-P1040228.jpg8月17日の中塗りに続き、31日は漆喰塗り編が開催されました!
台風の影響が心配されましたが、当日の朝になって開催を決定。
それでも昼から雨が降り出す、落雷突風などという予報もあったので、作業を前倒しに。昔ながらの漆喰材料作りからじっくり皆さんと進める予定でしたが、その部分は親方が開催時間までにちゃっちゃっと作業を進めてくださいました。

海草のフノリを炊いてのりを作り(下の写真の手前)、漆喰とふるった砂と、麻スサを混ぜます。今は左官職人さんの間でも、こんな材料作りのノウハウが消えつつあるようです。

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真っ白の漆喰もすてきですが、わら屋根小屋には少し土っぽい色の方が合うように思われ、目の細かい(1/40インチ)ふるいを通した村の土を混ぜて色をつけました。ほんのり小麦色、明るめのリキッドファンデーションといったところです。

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もう4回、5回と丸山を訪ねてくださっている参加者の皆さん、村の方、そしてこの日の朝に御連絡いただいた初参加の方もあって、今日もにぎやか。お猿さんも来てたようです。

漆喰仕上げは、砂を混ぜた砂漆喰を塗った後、本漆喰を塗って完成です。親方いわく、「砂漆喰は2.5mmの厚さに塗って、コテで0.5mm押さえ込んで、最終的に2mmにする。その上に本漆喰2mmを塗り、抑えて1.5mmに」。土壁作りは本当に細やかな作業なのです。親方が塗っているのを見ると同じ材料を扱っているようには見えません。「わしのようには塗れんからな」と親方。

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平らに薄く、整えようと思えば思うほど壁は厚くなり…親方は「材料が足らんなぁ、ちょっととってくるわ」と自宅にもどるはめに。

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「職人さんの仕事を見るのは大好き」、と初回から通して参加してくださったの集落のお母さん。なかなか平らにならない壁に笑うしかありませんね。

幸いにも天気の大きな崩れはなく、参加者の皆様は額からぼたぼたと汗を流しながら、これまで以上に苦戦して壁作りの仕上げに挑戦していただきましたが、おかげさまで本当に上品で温かみのある壁が完成しました。(終盤、少し雨が心配になり、ブルーシートをかけてしまいましたので、完成した壁の画像は後日アップさせていただきます)

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竹を割るところから始まった全6回。
材料のこと、伝統工法のこと、失われつつある技能や知恵。本当にたくさんの有意義なお話をききながら、すばらしい地産地消の土壁が完成しました。(おまけの泥団子作りについては別途御報告いたしますね)

親方、御参加のみなさん、御協力いただいた皆様、誠にありがとうございます!

 

 

 

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